函館近郊にある森町地域活性化広場(森町字清澄町)で7月7日、「楽市楽座もりまち食KING市」が開催される。
今年で10年目を迎える同イベントには毎回、地元民を中心に2000人ほどが来場している。今回は18店舗が出店予定で、「マルモ食品」や「マルモフーズ」では名物「いかめし」を実演販売。「いなみ食品工業」はかまぼこを、「ニチレイフーズ森工場」は工場で生産しているコロッケを、それぞれその場で揚げて提供。「山本農園」は森町の特産品でもある新鮮なトマトやキュウリなどを販売する。
これまでは現金決済のみだったが、4月開催時から一部店舗で「Paypay」を導入。町は電子マネーの普及も視野に入れている。
森町役場商工労働観光課の竹田さんは「来場者のほとんどは地元の方だが、少しずつ町外からのお客さまも増えている」と話す。同課葛西さんは「年齢層が高めなので、若い方でも楽しめるよう、目玉をつくったり、電子マネーを導入して利便性を高めたり、抽選会の景品を増やしたりするなどの工夫をしていきたい」と意欲を見せる。
開催時間は9時~12時。入場無料。