函館の「いしい画廊」(函館市本町)で6月25日、絵画教室「アップルムーン函館」による「絵画教室展2020」が始まった。当初はゴールデンウイーク中の開催を予定していたが、新型コロナウイルスの影響により2回の延期を経て今回の開催に至った。
老若男女を問わず幅広い世代が通うアップルムーン函館は開講以来、美術大学などへの受験指導も行い、実際に合格者も輩出している。
開講6年目を迎える今回の作品展では、油絵やデッサン・水彩・アクリル画など44点の作品を展示。生徒がこの1年間で制作した作品の中からお気に入りの1点を展示するという「1年の集大成となる展示会」となる。
教室では「作品展のためだけに描きましょう」というような教え方はしておらず、生徒たちは「いい作品を描きたい」という思いの下、日々制作しているという。講師の月村朝子さんは「年長のお子さんから大人の方まで、幅広い年齢層の作品が揃っている。ジャンルも油絵・水彩・イラスト・デッサンなど様々。一人一人の魅力が伝わる展示になっているので、ぜひご覧いただきたい」と話す。
会場では安全に開催できるよう、コロナ対策として消毒用アルコールの設置・換気・客同士の距離をとることなど 感染対策をしている。
展示会は30日まで。開館は10時~17時。入場無料。