センチュリーマリーナ函館(函館市大手町)が5月17日、朝食ビュッフェのメニューが自宅で楽しめる「日本一の朝食BOXセット」の販売を始めた。
2019年5月に開業し、ベイエリアを一望する屋上露天風呂や港町ならではの非日常感を演出するもてなしで旅行者を迎える同ホテル。旅のプロフェッショナルが独自の基準で選んだ宿泊施設を紹介する旅行サイト「リラックス」で朝食満足度全国1位、トリップアドバイザーの「朝食のおいしいホテル2020」で全国8位を獲得するなど、北海道の食材を生かした150品目以上の料理が並ぶ朝食ビュッフェは、既に全国的な知名度を誇る。
「日本一の朝食BOXセット」は、朝食ビュッフェの代表的なメニューをパック詰めした商品。担当者が「朝食で最も人気がある」と話す「焼きウニギリとお茶漬けセット」をはじめ、「北海道産鮭のブイヤベース」「噴火湾のタコと北海道産マッシュルームのアヒージョ」など、函館・道南を中心に北海道の山海の幸を使った料理を集めた。自家製のエッグタルトや焼きドーナツなどスイーツもそろえ、自宅で朝食ビュッフェの気分が味わえるセットにした。
10品目を詰め合わせたAセット(1万800円)から、スイーツのみ5点をそろえたEセット(3,780円)まで、5種類を用意。オンラインショップで販売・発送するほか、函館市内にチラシを配布し、宅配や引き取りで買えるようにする。客室にも注文用のチラシを置き、帰宅後にもう一度函館の料理を味わいたいとの希望に応える。
レストランの担当者は「朝食ビュッフェの料理について、『どこかで買えないか』『自宅でも味わいたい』との声が以前から寄せられていた。当ホテル愛用者を含め、函館への思いを募らせている全国の皆さんに函館の味を届けたい」と話す。