函館を舞台にした漫画「こはる日和とアニマルボイス」の続編「こはるの空とアニマルライフ」(加藤えりこ著)の連載が、11月24日発売のコミック誌「ASUKA」(KADOKAWA)2022年1月号誌上で始まった。
新連載「こはるの空とアニマルライフ」のイラストを用いた「ASUKA」2022年1月号表紙
「ASUKA」2018年2月号~2021年11月号に連載された前作「こはる日和とアニマルボイス」は、母を亡くした少年・小野小陽(こはる)が、動物の声が聞こえる義兄・佐伯真樹(まき)と一緒に暮らし、多くの動物たちと触れ合いながら函館の街で成長していく物語。八幡坂・日和(ひより)坂といった坂道やラッキーピエロなど、函館の景色や名所も数多く描かれた。
続編としてスタートした「こはるの空とアニマルライフ」は、紆余(うよ)曲折を経て獣医師となった小陽が動物のために奮闘する姿を描く。前作に引き続き函館が舞台となっており、第1話には基坂から見える街並みや旧函館区公会堂など、函館を代表する風景が幾つも登場する。2022年1月号の表紙も、函館湾の人工島「緑の島」から見える景色を背景に小陽と真樹、動物たちを描いた図柄となっている。
同誌は奇数月24日頃発売(北海道内は26日頃発売)。2022年1月号は700円。