「台湾パンケーキ」を中心にスイーツやドリンクを提供する「cafe rob(カフェロブ)函館五稜郭店」(函館市五稜郭町)がオープンして3カ月目を迎えた。
東海地方を中心に店舗を展開している台湾パンケーキ専門店の北海道1号店。市内で居酒屋などを営む函館フーズプランニング(本町)が6月6日、フランチャイズ出店した。
看板メニューの「台湾パンケーキ」は、カフェロブの創業者が台湾の夜市で出合った「ふわとろ食感」のパンケーキを参考に考案したスイーツ。添加物を使わず、3種類の国産小麦粉をブレンドしたオリジナルのパンケーキミックスにメレンゲを合わせ、台湾から取り寄せた銅板で毎朝その日に売る分だけ焼く。焼いた後に少し寝かせる時間を設けることで、同店が「ふわしゅわ」と表現する柔らかさや「しっとりもっちり食感」が際立つという。「イチゴのご褒美ホールケーキ」「クリームブリュレ」(以上800円)など4種類のレギュラーメニューと、月替わりメニュー1種類の計5種類を提供する。
パンケーキで作る洋風どら焼き「パンどら」(380円~)や、一口サイズに切り分けたパンケーキ入りの「ストロベリーパフェ」(850円)も人気があるという。
飲み物は、1年以上熟成した宮古島産の黒糖を使うタピオカドリンク(500円~)や、ニュージーランド産の蜂蜜を使う「ハニーレモネード」(S=500円)などを用意。函館五稜郭店のオリジナルメニューとして、1932(昭和7)年創業の「函館十字屋珈琲(コーヒー)」の豆を使い、店内で手作りするカフェラテ(同=420円)などのコーヒー飲料も提供する。同店限定で、タピオカやコーヒー飲料には「函館牛乳」を使う。
パンケーキのほか、パフェやドリンクの月替わりメニューも用意。今月からは函館限定メニューとして、フルーツなどを使う自家製のシロップをかけた「かき氷」4種(600円~)を提供している。
「本州まで実際に食べに行き、函館のお客さまにも必ず喜んでもらえると思い出店を決めた」と話す高野信子社長。「『いつも頑張るあなたに癒やしのひとときを』がカフェロブのコンセプト。一人でも友達とでも、気軽に訪れてほしい。全品テイクアウトもできるので、自宅でゆっくり食べたり、職場に持ち帰ってみんなで食べたりと、さまざまな場面で利用してもらえたら」と呼びかける。
営業時間は11時~17時。