土方歳三やペリーなど、函館ゆかりの歴史上の人物で構成する2次元アイドルグループ「HAKOMEN(ハコメン)」が、函館市が行う期日前投票キャンペーンに起用された。
HAKOMENは、戊辰戦争最後の戦いである箱館戦争を共に戦った土方歳三と榎本武揚、五稜郭を設計した蘭学者・武田斐三郎(あやさぶろう)、函館に黒船で来航したペリー、函館を愛した歌人・石川啄木の5人から成る「函館発偉人アイドルグループ」。2021年11月から函館観光PR大使を務めており、主にSNSとユーチューブを舞台に活動している。
今回5人は投票済証の図柄に採用され、メンバーを一人ずつ描いた5種類の投票済証が完成した。4月17日から22日まで市内10カ所に設ける市長選挙・市議会議員選挙の期日前投票所で、投票を済ませた人に1人1枚ずつ進呈する。投票所ごとに配布するキャラクターが異なるため、目当てのキャラクターがいる場合は、それを配る期日前投票所に行く必要がある。投票日当日の投票所では配布しない。
「HAKOMENを通して期日前投票に興味を持ってもらい、少しでも投票率向上につながれば」と函館市選挙管理委員会事務局の松本大さん。「特別な理由がなくても、はがきで届く入場券を持っていなくても、買い物のついでに気軽に済ませられる期日前投票を、ぜひ活用してほしい」と呼びかける。
期日前投票でHAKOMEN投票済証を受け取った人を対象に、全5種類+通常バージョン(大船遺跡)の計6種類をプレゼントするツイッターキャンペーンも行う。詳しくは函館市選挙管理委員会ページで確認できる。