函館の複合ビル「シエスタハコダテ」(函館市本町)が4月22日・23日、「シエスタ6周年感謝祭」を開く。
中心市街地活性化基本計画の一環として、通称「本町交差点」に面した一等地で2017(平成25)年4月に開業した同施設。コロナ禍でこの3年間は大がかりな周年企画ができなかったことから、6周年を迎えた今年はさまざまなイベントを行う。
「無印良品」を含む地下と1階のテナントは、商品を詰め合わせた「感謝ぶくろ」と特売品を両日とも販売する。1階中央では、道南のベーカリーが集まる「函館つながる市 春のパンまつり編」を開催。各日4店が日替わりで出店する。
4階「函館コミュニティプラザ Gスクエア」では、3月に初ライブを終えたばかりの中高生ガールズグループ「Chu-Hapi(チューハピ)」や函館出身の演歌歌手・近江亜矢さん、フラメンコダンサーの永倉麻貴さん率いる「フラメンコ・ロルカ」など、幅広い分野の出演者が2日間にわたってライブを繰り広げる。函館で活動するパフォーマー、泡の魔女Meque(メケ)さんとバルーンパフォーマーキックさんによるグリーティングも行う。
屋外テラスでは両日、函館を拠点に活動する4組のパフォーマーが出演する「大道芸」を開催。ジャグリングとサーカス芸などを披露する「おどけ箱」、マジシャンの高野太吾さんとアサツキさん、バルーンパフォーマンスのキックさんが入れ替わりで登場する。
「開催できなかった3年分も含めて、シエスタから市民の皆さまに感謝を伝えたい。今年はイベントも増えると思うので、その第1弾のようなつもりで街を盛り上げたい」と同施設統括責任者の岡本啓吾さん。「五稜郭の桜の見頃と重なり、駐車場があふれる可能性が高いので、この機会に電車やバスを使ってほしい。行き帰りに街を歩いて新たな発見をしたり、普段行かない店を訪ねたりして楽しんでもらえたら」と話す。
営業時間は10時~20時(4階のみ9時30分~21時30分)。