飲料メーカーの小原(七飯町)と函館競輪場(函館市金堀町)が共同企画したガラナ飲料が、6月5日に発売される。
商品名は「コアップガラナ×函館けいりん 第19回サマーナイトフェスティバル開催記念ボトル」。北海道のローカル飲料として親しまれている赤いラベルの「コアップガラナ」をベースに、ガラナエキスを2倍に増量した。全国から有力選手が参戦するビッグレース「サマーナイトフェスティバル」(7月15日~17日)に合わせ、「地元の特産品とのコラボで函館の魅力を全国にアピールしたい」と初めて企画した。ナイター開催をイメージした黒いラベルにバンクを駆け抜ける選手たちの姿をあしらい、「疾走感や力強さを表現した」という。
レース最終日の7月17日まで、道南エリアの道南ラルズ10店とコープさっぽろ12店などで販売する。500ミリリットル入りで、価格は通常のコアップガラナと同じ(100円前後)。レース期間の3日間は、同競輪場のバンク前に出店する選手会ブースで現役選手が手売りも予定。特典として、同レース期間中に記念ボトルのラベルを競輪場に持参した人の中から抽選で200人に、記念クオカード(500円分)または函館競輪グッズが当たる。
小原の小原伸也専務は「ガラナエキスを通常の2倍にした商品は当社初。道南で育てていただいた企業として、函館を盛り上げる一助になれば」と話す。
函館市競輪事業部の扇谷圭一部長も「地域で日常的に親しまれているコアップガラナとのコラボを通して、当競輪場と地元企業が手を取り合って函館の魅力を全国に発信していることが少しでも伝われば」と期待を込める。