函館を拠点に活動するマジシャン、高野太吾さんが8月21日、地元ミュージシャンとのコラボレーションや初公開の大型マジックなどを含むショー「わくわくイリュージョン&マジックショー」を函館市芸術ホールで開く。
地元のミュージシャンやパフォーマーなどを支援する同ホールの取り組み「五稜郭アーティスト事業」の一環。高野さんは本年度の審査を受け、同ホールの使用料が1日無料になるアーティスト4組のうちの1人に選ばれた。
当日はまず、高野さんが招いた函館のミュージシャン蓑田峻平さんが約15分間ギターの弾き語りなどを披露。「大人も子どもも楽しめるオリジナル曲」を演奏するという。続いて高野さんが、日中の屋外のイベントでは上演できないレーザーを使ったショーや、新作のイリュージョンなどを上演。レーザーショーを蓑田さんの生演奏に合わせて披露する計画もあるという。
「ジャンルが違うので高野さんと同じステージに立つことはないと思っていたが、今回誘ってくれてとてもうれしかった。芸術ホールで演奏するのも久しぶりで、マジックとのコラボも初めてなので、とても楽しみにしている」と蓑田さん。高野さんも「普段活動できるのは、応援してくれる地域の皆さんのおかげ。ホールでしかできないマジックを用意し、感謝の気持ちを込めて無料で開催するので、ぜひたくさんの人に見てもらえたら」と呼びかける。
13時30分開場、14時開演。観覧無料。予約不要だが、専用サイトから予約した人先着100人には市内のバルーンアーティストが作ったバルーンアートを進呈する。