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函館の書店でイラストレーター・和土遼さん作品展 ウサギと菓子をテーマに

作品を掲げる和土遼さん

作品を掲げる和土遼さん

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函館のイラストレーター・和土遼(かづちりょう)さんによる作品展「渡る世間はうさまみれ」が現在、丸井今井函館店(函館市本町)6階の書店「函館栄好堂」で開催されている。

これまでに描いた作品を複製したポストカードを販売

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 独学で絵を描き続け、2019年からイラストレーターとして活動している和土さん。同店での作品展は5回目で、今回は「ウサギと甘いもの」をテーマに、この1年間に描いた作品を集めた。イチゴが入った春らしい色合いのパフェにウサギがまぎれ込んでいる様子を描いた「春香るさくらパフェ」は、群馬県前橋市のギャラリーアートスープで春に開催された投票コンテストで2位に選ばれた作品。そのほか、京菓子「椿餅(つばきもち)」の餅がウサギになっている作品や、鳥獣人物戯画をモチーフに、ウサギがさまざまな和菓子と戯れる様子を描いた作品など、楽しげな風景を水彩絵の具と色鉛筆の優しいタッチで表現した絵画が並ぶ。

 「和菓子が好きなので、全国にどんなお菓子があるのか調べ、かわいくておいしそうなお菓子にウサギをどう組み合わせたら楽しくてかわいいかな、と考えながら描いている」と和土さん。「忙しい毎日の中で、一瞬でもほんわかした優しい気持ちになってもらえたら」と来場を呼びかける。

 営業時間内(10時~18時30分)は自由に観覧できる。1月13日まで。

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