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七飯町・男爵ラウンジ、昨夏閉館「北海道昆布館」の人気商品取り扱い始める

THE DANSHAKU LOUNGE内に設けられた昆布館製品コーナー

THE DANSHAKU LOUNGE内に設けられた昆布館製品コーナー

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 「THE DANSHAKU LOUNGE(ザ・男爵ラウンジ)」(七飯町峠下)が7月7日、昨年閉館した「北海道昆布館」で人気があった商品の取り扱いを始めた。

北海道昆布館で人気があった商品をジャンルごとに集めた

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 2019(平成31)年4月、道の駅「なないろ・ななえ」と同じ敷地内にオープンした同施設。男爵イモの生みの親、川田龍吉男爵の功績をたたえるミュージアムと商業施設で構成される。道南を中心に北海道各地の特色ある製品をそろえたセレクトショップを備えるが、ヤマトタカハシ(福井県敦賀市)が運営する北海道昆布館が真向かいにあったことから、昆布や海藻に関連した食産品は扱ってこなかった。

 ところが、コロナの影響もあって昆布館は昨年8月で閉館。春に臨時休館に入ったまま一度も営業を再開せず27年間の歴史に幕を下ろしたこともあって閉館を惜しむ声が多く、男爵ラウンジにも「寂しくなった」「もう昆布館の製品は手に入らないのだろうか」などの声が多く寄せられたという。

 「もともと、『北海道昆布館』『なないろ・ななえ』に当施設を加えた3館で合同イベントを開催するなど、連携して地域を盛り上げようと取り組んでいた縁がある。当館はその中で一番の新参者だが、昆布館を長年愛していた地域の人々の思いに応え、『思いのリレー』をつなぐため、昆布館の製品を取り扱いたいと考えた」と男爵ラウンジ企画広報担当の小林優さん。ヤマトタカハシも「再び北海道で販売できるなら」と同施設へ製品を卸すことに同意し、男爵ラウンジ内への「昆布館製品コーナー」開設が実現した。

 7月12日現在の取り扱い品目は、「徳用昆布茶」(720円)、「こんぶゼリー(各種)」「焼きごま昆布」(以上420円)、「昆布とかつおのしぐれ煮」「お茶漬け昆布極細」(以上650円)など19種類。北海道昆布館で人気上位だった商品をジャンルごとにそろえた。小林さんは「SNSでの反響も大きく、取り扱い品目への要望も複数頂いている。お客さまの要望を聞きつつ、今後さらにラインアップを増やしていきたい」と話す。

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