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職場に夕食のおかずを配達する「おかずデリバリー」 函館市が飲食店支援で取り組み

職場単位で前々日までに申し込むと、飲食店が作った「おかずセット」が夕方までに届く

職場単位で前々日までに申し込むと、飲食店が作った「おかずセット」が夕方までに届く

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 函館市は5月12日、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている飲食店を支援する新たな取り組み「おいしい函館応援団」を始める。

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 取り組みの目玉は、飲食店の料理を企業や店舗などに「夕食用のおかず」として配達する「おかずデリバリー」。市内60店舗の飲食店が作る1,000円と3,000円の「おかずセット」を、合計1万円以上の注文で届ける。注文の締め切りは配達希望日の前々日まで。実用化に向けた課題を探る実証実験として実施するため、配達料はかからない。

 利用するには、企業・団体・店舗など職場単位での事前登録が必要。「おいしい函館応援団」のウェブサイトから登録すると、担当者が詳しく利用方法を説明する。実施期間は、第1弾が6月3日~26日の水曜~金曜、第2弾は7月8日~8月7日の水曜~金曜(7月23日・24日を除く)。おかずセットを用意する飲食店の募集も始めた。

 このほか、割引やサービスなどが受けられるクーポンの発行に協力した飲食店・食品小売店をウェブサイトやチラシで紹介する取り組み「おいしい函館クーポン」の参加店募集も始める。

 テークアウト、配達、通販のいずれかを実施している店が対象で、「おいしい函館応援団」サイトでクーポンを掲載するほか、クーポン発行店を紹介するチラシを10万部作成し、公共施設などで配布する。新聞・テレビ・ラジオなどでの広報宣伝やSNSを利用した販促企画も行う。

 クーポン発行店の料理や商品の写真に「#おいしい函館応援団」のハッシュタグを付けてフェイスブック、ツイッター、インスタグラムに投稿すると毎週3人に1万円相当の地元特産品が当たるSNSフォトコンテストも実施する。

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