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函館の企業が「おかずデリバリー」事業開始 夕食のおかずを職場に配達

函館市内の飲食店30店が調理した90種類以上の「夕食のおかず」を夕方までに職場に届ける

函館市内の飲食店30店が調理した90種類以上の「夕食のおかず」を夕方までに職場に届ける

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 函館エリアでさまざまな事業創出を手掛ける「ハコダテミライカモン」(函館市大手町)が10月6日、夕食用の総菜を職場に届けるサービス「おかずデリバリー」を始める。

「おかずデリバリー」公式サイトは、見やすさや操作性を向上させた

 「おかずデリバリー」は、函館市内の飲食店が調理した夕食用の総菜を市内の職場に届けるサービス。コロナ禍で打撃を受けた飲食店を支援するため、函館市が5月下旬から8月上旬にかけて実証実験として試行したところ、実際に配達を行った31日間で1,037万5,000円を売り上げた。

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 同社は運営事務局として、飲食店からの集荷や各職場への配達、集金業務などを担当し、夕食のおかずを職場に一括して届けるビジネスモデルに一定のニーズがあると判断。実証実験で得られた課題を踏まえて利便性や運営体制などを改良し、独自事業としてのサービス開始にこぎ着けた。

 新たに生まれ変わった「おかずデリバリー」は公式サイトの機能を充実させ、オンラインショップで買い物する時のような直感的な操作で総菜を注文することを可能にした。実証実験では1,000円と3,000円の2段階に設定したおかずの価格は今回、新たに2,000円のメニューを加えて3段階とした。多様な家族形態や夕食シーンに対応できるようにしたほか、2,000円のおかずは道南産の食材を必ず使った「地域応援メニュー」にするとの統一ルールを作り、生産者の支援にもなる仕組みづくりを目指した。

 10月1日時点での参加店は30店で、配達可能なメニューは和洋中その他各種料理全93点に上る。利用には職場単位での法人会員登録が必要で、前日15時までに注文すれば翌日15時~17時ごろ、夕食用のおかずが職場に届く。一部を除いた旧函館市内と北斗市・七飯町の一部が法人会員配達エリアとなっており、距離などにかかわらず1回の配達で送料300円がかかる(3,000円以上の注文で無料)。

 営業日は原則として火曜~金曜。11月からは西部地区にエリアを限定して個人宅への配送サービスも始める予定で、個人客を対象としたクレジットカード決済も併せて導入する。同社の國分晋吾さんは「地元の飲食店と顧客をつなぐと共に地場の食材を使うことで域内での経済循環を目指しているので、ぜひ賛同する皆さんに参加いただければ」と利用を呼び掛ける。

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