全国各地の名物などが集まる「第129回全国うまいもの大会」が10月7日、丸井今井函館店(函館市本町)で始まった。
前半・後半共50社以上が出店するほか、各地の菓子や日本酒もそろう
「全国うまいもの大会」は毎年3回開催しているが、今年は新型コロナウイルスの影響で6月の開催を見送った。2月以来、8カ月ぶりの開催となる。
「牛たん弁当」(1,404円)の利久(宮城県)、「かなやのかにめし」(1,181円)で知られるかにめし本舗かなや(長万部町)など過去の開催で人気のあった店を集めたほか、「越後だんご」(1本201円)の越後たちばな(新潟県)、「チョコディップソフト」(550円)が名物の軽井澤ソフトクリーム(長野県)など5社が初出店した。前半・後半で一部出店者を入れ替え、13日までの前半は52社、14日からの後半は50社が会場にそろう。
感染対策にも力を入れ、出店者数を約10社減らして通路幅を広げた。積極的な試食や試飲の呼び掛けは行わず、イートインコーナーも設けない。初日の午前中が最も混雑する傾向にあることから、この日は午前中をクレジットカード会員のみの入場とし、一般客は13時からの入場とした。分散来場を呼び掛けるため、事前に配布したチラシでも混雑の少ない15時以降の来場を呼び掛ける。限定品の販売やタイムセールなども今回は行わず、「どの時間に来ても安心して買い物できるように配慮した」という。
丸井今井函館店の担当者は「『やっとですね』『良かったですね』という励ましの声を来場者から頂いた。うまいもの大会は当店の名物催事なので、開催できたのは大きな前進。感染対策にも万全の態勢で臨んでいるので、ぜひ安心して全国の食を楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~19時(最終日17時終了)。10月19日まで。