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函館の飲食店が「一次産業応援弁当」 コロナ禍で売れ残ってしまう食材を活用

買い手がなく余ってしまった地元の魚や野菜を盛り込んだ「一次産業応援弁当」

買い手がなく余ってしまった地元の魚や野菜を盛り込んだ「一次産業応援弁当」

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 「炭火割烹菊川」(函館市五稜郭町)が1月17日、地元の一次生産者がお薦めするその日の食材を集めた「一次産業応援弁当」の販売を始めた。

 一次産業応援弁当は、売り先がなく余ってしまった魚介類や農産物などを積極的に有効活用しようとの発想から生まれた弁当。

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 同店花板の菊池隆大さんによると、コロナ禍による外食の自粛により、飲食店に食材を卸していた地元の一次生産者も苦境に立たされており、「作物を市場に出しても値段がつかない」「ただでも要らないと言われ、売り先がない」との声を聞くようになったことから企画したという。これまでも地元の生産者から直接仕入れた食材を料理に取り入れてきたことから、「良い時も悪い時も一緒にやってきた生産者と手を組んで、不要不急の外出を自粛している消費者に少しでもおいしいものを届けたい」と菊池さん。地元でとれた魚と野菜を中心に使う。

 「おいしいのに買い手がなく、余ってしまう食材を用いることでこの価格で提供でき、食材ロスにもつながる」とも。弁当の内容はその日の仕入れによって変わるため「お任せ」が基本だが、食品アレルギーなどがある場合は相談に応じる。1個=1,000円。前日までに要予約。