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「旧函館区公会堂」一般公開再開へ 保存修理終え展示一新、AR導入も

春の大型連休前に一般公開を再開する旧函館区公会堂

春の大型連休前に一般公開を再開する旧函館区公会堂

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 函館市教育委員会が4月26日から、保存修理工事のため休館していた重要文化財「旧函館区公会堂」(函館市元町)の一般公開を再開する。

 旧函館区公会堂は、1907(明治40)年の大火で焼失した町会所と商業会議所に替わる施設として計画され、1910(明治43)年に完成。完成翌年には皇太子時代の大正天皇が北海道行啓の際に宿泊所としたほか、演奏会や会議、講演会など、さまざまな形で利用されてきた。

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 今回の工事は、1980(昭和55)~1982(昭和57)年の大規模改修工事から約40年の間に発生した建物の傷みを修復し、併せて耐震補強工事を行う目的。経年変化で退色していた外壁を塗り直し、青灰色と黄色の鮮やかなコントラストを復元。2階大広間の床は改修前の無地の塩ビシートに替え、古写真や残っていた断片をもとに明治時代の色と柄を再現したリノリウムで仕上げた。施設内の展示はAR(拡張現実)を導入するなど一新し、調度品類も修繕した。観光客に人気があった貸衣装も再開する。

 公開時間は、4月~10月=9時~19時(日曜は18時まで)、11月~3月=9時~17時。入館料は大人=300円、学生・生徒・児童=150円。

 リニューアルオープン後は、期間と曜日を限定して大広間と1階会議所事務室の貸し館を始める。2021年度の利用期間は、5月11日~10月29日の火曜~金曜18時~22時。使用料は、大広間(座席設置時の定員200名)=1万2,000円、会議所事務室(同20名)=800円。利用希望者は4月5日~16日に仮予約の申し込みが必要。

 問い合わせは、3月31日までは市教委生涯学習部文化財課(TEL 0138-21-3456)、4月1日からは公会堂(TEL 0138-22-1001)で受け付ける。

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