観光スポットが集積する函館ベイエリア地区のレンガ倉庫を改装したホテル「NIPPONIA HOTEL(ニッポニアホテル)函館 港町」(函館市豊川町、TEL 0120-210-289)が4月16日、オープンする。
歴史的建造物を活用したホテルやレストランを全国で展開するバリューマネジメントが、金森赤レンガ倉庫「BAYはこだて」に隣接する築100年以上の倉庫を全面改装。外壁を覆っていたモルタルを削ってレンガ造りの外壁が見えるようにし、活用されていなかった倉庫を重厚な雰囲気に生まれ変わらせた。
客室は、1階4室、2階5室の全9室。すべての部屋がBAYはこだて側に面しており、一部の客室からは海に続く掘割が目の前に見える。2階には高窓を設けた客室を配置し、部屋に居ながらにして空模様や太陽の光が感じられるようにした。
客室は建物を支える柱や梁(はり)を大胆に取り入れ、「北欧をコンセプトとした洗練されたデザイン」に仕上げた。四季の変化に富み、海産物と酪農が盛んであるといった函館地域の特性が北欧の風土と共通することからインスピレシーションを得たという。
宿泊料金は、一人1泊朝食付き=1万5,730円~5万3,240円、同1泊2食付き=2万5,410円~6万2,920円。食事は、併設する「レストラン ルアン」で提供する。夕食は、アミューズから前菜、メイン料理に至るまで、地元でとれた魚介と野菜で構成したコース料理を用意する。朝は、新鮮野菜のサラダや卵料理、自家製ニンジンジュースやヨーグルトなど、健康的な洋風朝食を用意する。レストランは、宿泊者以外も利用できる。営業時間は、カフェタイム=10時30分~16時30分、ディナータイム=17時30分~22時。