温泉リゾートホテル「函館湯の川温泉 海と灯(うみとあかり)/ヒューイットリゾート」(函館市湯川町3)が7月1日、開業する。
津軽海峡の景色と温泉がつながって見える「函館湯の川温泉 海と灯」のインフィニティ風呂
函館空港から車で約5分、国道278号線沿いに位置する12階建ての同ホテル。屋上には、津軽海峡の景色と温泉が一体化したように見える「インフィニティ風呂」を設置。夜はホテル名の由来でもある津軽海峡に浮かぶ月と漁り火が楽しめ、函館の地酒で月見酒もできるという。段差などを気にせず「子どもから高齢者まで安心して利用できる」という「畳風呂」も設ける。
食事は、その日の朝に取れた魚を使う料理を中心に提供。ライブキッチンを備える2階レストラン「月舟」では、地魚を使うすしや海鮮丼、まきで焼き上げる魚介や肉類のオーブン料理、北海道のスイーツなど約150品目のビュッフェを用意する。1階の和食どころ「雲波」では、花咲ガニをメインに使った会席料理や海鮮丼などを個室やカウンター席で提供する。
客室は全221室。15平方メートルの「スタンダードダブル」から55平方メートルの「ジュニアスイート」まで、6タイプの部屋を用意する。ホテル内の庭園では毎日たき火をたいて宿泊客を迎え、温かい甘酒や団子を提供するもてなしを演出。朝には地元の土産などを販売する「プチ朝市」を開く。ホテルのロゴは、書家の金澤翔子さんが揮毫(きごう)した。