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函館経済新聞、上半期PV1位は「北海道・東北新幹線の乗車が半額に」

2021年上半期に最も読まれたのは、北海道・東北新幹線の乗車が期間限定で半額になることを伝える記事だった

2021年上半期に最も読まれたのは、北海道・東北新幹線の乗車が期間限定で半額になることを伝える記事だった

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 函館経済新聞の2021年上半期PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、北海道・東北新幹線の乗車が期間限定で半額になることを伝える記事だった。

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ランキングは、函館経済新聞が1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。

1. 北海道・東北新幹線の乗車が半額に、期間限定でグリーン車・グランクラスも対象(3/15)

2. 函館市の宿泊料半額補助「はこだて割」、4月に前倒し 花見は飲食なしで(3/19)

3. 函館で「ウーバーイーツ」営業開始へ 60店が提携(3/25)

4. センチュリーマリーナ函館が「日本一の朝食BOXセット」販売 人気メニューを自宅で(5/18)

5. 函館新外環状道路「空港道路」全線開通へ 函館空港への所要時間短縮(2/17)

6. 函館市が補正予算案公開 子育て世帯に商品券配布、宿泊料半額補助も(2/25)

7. フードデリバリーサービス「Wolt」函館進出 ラッキーピエロなど60店が提携(3/17)

8. 函館市「中道四稜郭通」全面開通、市街地から渋滞避けて陣川方面へ.(3/31)

9. 函館・五稜郭駅前で「フードマーケット」 21店がテークアウト販売(5/8)

10. 函館の宿泊施設が「わけありプラン」販売 わけあって24時間暖房、2月から工事も(1/16)

 1位は、9月30日までの期間限定で北海道・東北新幹線の全列車が50%引きになるきっぷ「先にトクだ値スペシャル」の販売を伝える記事。割引率の大きさや、上級シートのグリーン車指定席と「グランクラス(飲料・軽食なし)」も割引対象となることから、他県への移動自粛が続く中でも注目を集めた。

 2位と6位は、函館市の新型コロナウイルス緊急対策を伝えた記事。18歳以下の子どもがいる世帯に1人当たり2万円分の商品券を配布する「子育てサポート商品券」事業や、宿泊施設の宿泊料を市が半額助成する「はこだて割」など、「お得感」が多くの人の興味を引いたと思われる。

 3位と7位には、海外発のフードデリバリーサービスが相次いで函館に進出することを報じた記事がランクインした。これ以前にも地元企業が個人宅への料理配達サービスを展開していたが、メディアで見聞きする機会の多いサービスがいよいよ地元でも始まるとあって、関心が集まったとみられる。

 9位は、長引くコロナ禍で苦境に立つ飲食店や移動販売車が屋外に集まり、テークアウト販売会を開くことを伝える記事。「密」を避けて市民に料理を提供し、わずかでもイベント気分を楽しんでもらおうとの主催者や出店者の意図を好意的に受け止める読者が多かったようだ。

 新型コロナウイルス感染症の収束までは今しばらく時間がかかりそうだが、この半年間も状況の変化に柔軟に対応する動きや、制約のある中で新たなものを生み出そうとする取り組みなどを多く見聞きした。函館経済新聞は、今後も広域函館圏のさまざまな街の変化に目を向けていきたい。

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