函館空港で7月22日、航空機の離発着を展望デッキから眺めながらテントサウナを楽しむイベント「フィンランドに触れて旅気分 in 函館空港」が開催される。
地域プロデュース事業を手掛けるハコダテミライカモンが中心となって企画した同イベント。同社は事業の一環としてテントサウナを使った体験イベントを推進しており、「コロナ禍で海外旅行に行けない状況下で、少しでも旅気分を味わってもらえたら」と、サウナが盛んなフィンランドをテーマにした。フィンランド政府観光局日本代表の沼田晃一さんが函館出身で、以前から函館空港でのイベント開催に意欲を見せていたことから、同局の全面協力を得られることに。フィンランド発祥のスポーツ「モルック」の普及を行う日本モルック協会が函館に拠点を構えていることもあり、同協会も共催に加わった。
当日は函館空港の展望デッキにテントサウナ2基を設け、フィンランド式のローリュウが体験できるようにする。クールダウンできるよう、水風呂や休憩スペースも用意。沼田さんと北海道フィンランド協会常任理事の鐘本智美さんのトークショーもあり、異国情緒豊かな函館とフィンランドの古くからのつながりから、同国のライフスタイルに迫るという。フィンランドの文化・装飾の展示や、モルックの無料体験も行う。
ハコダテミライカモンの矢田項一社長は「空港でのテントサウナは日本初。青空と飛行機を眺めながら外気浴を楽しんでほしい。サウナ後の食事も格別なので、そのまま空港で飲食して最高の旅気分を味わってもらえたら」と話す。
開催時間は10時30分~18時。テントサウナ体験(2,000円)はトークショーとセットで申し込みが必要。函館空港公式サイトとハコダテミライカモン公式サイトからリンクしている申し込み予約ページで受け付けている。