映画「燃えよ剣」の公開を記念した衣装・パネル展が10月25日から、五稜郭タワー（函館市五稜郭町）で開催される。

　土方歳三を主人公に、新選組隊士らの人生と幕末の激動を描いた司馬遼太郎の小説「燃えよ剣」を原作とした同作。武州多摩で生まれ育った土方歳三（岡田准一さん）が武士になる夢を抱いて仲間と共に京に上ってから、新選組副長として倒幕勢力の制圧に活躍した京都時代を経て、戊辰戦争最後の戦いとなる箱館戦争で果てるまでを描く。新型コロナウイルス感染拡大を踏まえて公開を延期していたが、10月15日から全国の映画館で公開される。

　映画の公開を記念し、北海道内では札幌と函館の2カ所で衣装・パネル展を実施する。札幌ではJRタワー地下のアピアで10月6日～20日に開催。函館は五稜郭タワー1階アトリウムで10月25日～11月30日の約5週間にわたって実施する。両会場とも、土方歳三と芹沢鴨（伊藤英明さん）の衣装、映画パネル20枚を展示する予定。観覧無料。

　函館と周辺エリアでは、映画グッズのプレゼントキャンペーンも実施中。指定された箱館戦争ゆかりの地のうち、いずれか1カ所を訪ねて現地にあるQRコードをスマートフォンで読み込み、応募フォームから送信した人の中から抽選で映画のステッカーかクリアファイルが当たる。