函館市が市内のホテル・旅館などの宿泊料を最大半額に割り引く「はこだて割」の予約受け付けが12月15日に始まる。
新型コロナウイルス感染症の影響で大きく落ち込んだ観光需要の早期回復を目的とした「はこだて割」は、1人1泊3,000円以上の宿泊を対象に、宿泊料の半額を市が補助する制度。宿泊料に応じ、1泊当たり最大1万円を割り引く。交通費を含む総額1万円以上のパッケージ旅行も、1泊当たり5,000円を定額で助成する。いずれも3連泊まで、対象期間は2022年1月4日~3月31日。予算は6億7,000万円で、延べ15万人の利用を見込む。国の「Go To トラベル」が再開された場合は、併用できる。
対象となる宿泊施設施設や旅行業者は「はこだて割」公式サイトに掲載し、申し込みも各施設や業者が直接受け付ける。利用に当たり居住地の制約はないが、国の「ワクチン・検査パッケージ制度」に準じ、利用時に新型コロナウイルスのワクチン接種済証かPCR検査の陰性証明書の提示が必要となる。