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函館在住の高校生画家、中高生向け「食の仕事」PRポスター原画を担当

中高生向けの「食の仕事」PRポスターを掲げる高校生画家の藤倉さん

中高生向けの「食の仕事」PRポスターを掲げる高校生画家の藤倉さん

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 函館市内の中高生に「食に関わる仕事」への関心を高めてもらうことを目的としたポスターが2月、完成した。市内在住で、現役高校生画家として活動する藤倉朱里さんがイラストを手掛けた。

中高生向けに食の仕事をPRするポスター

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 ポスターは、食の魅力発信サイト「おいしい函館」の運営を函館市から受託しているシンプルウェイ(函館市旭町)が企画・制作を担当した。同サイトは、食産業の振興によって地域経済の活性化を目指そうと同市が開設したもので、道南の食材や料理人、こだわりの食材を扱う店や市場などを紹介しており、昨年度は中高生向けのコンテンツ「めざせ、食の仕事人」を追加した。

 「めざせ、食の仕事人」は、将来の進路を考える中高生が「食を仕事にする」ことをイメージしやすいようにと考案されたコンテンツ。調理師など「食のプロ」を目指すことができる函館市内の学校や、市内で働く若手料理人の声などを紹介している。同社マネジャーの仙石智義さんは「食の街・函館の魅力を維持するためには、函館の未来を担う若い人材に食の仕事に関心を持ってもらい、『食の仕事人』を一人でも多く増やしていかなければ」と話す。

 今回のポスターは「目指せ、食の仕事人」ページのPRを目的に制作。フライパンを振る洋食のシェフと生クリームを搾るパティシエ、魚を下ろす和食の板前の3人をイラストで描き、中央に「『おいしい』って言わせたい」のキャッチコピーを配した。下段には、「函館 食の仕事」で検索することを促す検索窓と同ページのQRコードをデザインした。

 イラストの制作を担当した藤倉さんは北海道今金町出身。2020年に高文連全道美術展で優秀賞を受賞したほか、同年放送の日本テレビ系「誰も知らない明石家さんま」のさんま画商プロジェクトで作品が選ばれ、50万円で買い手が付いた実績がある。今回はポスターのターゲットと同じ年代であることから、白羽の矢が立った。

 「普段は油絵を描いているので、初めてイラストの依頼を受けてとてもうれしかった」と藤倉さん。料理人やパティシエを描くのも初めてだったため、専門学校で調理を学ぶ兄に協力してもらい、リアルなポーズを追求した。「見る人の目を引くよう、生き生きと楽しく仕事をしているようなイメージで明るくポップに仕上げた。同級生の中でも料理の道に進みたいと話す人は少ないが、ポスターを見て食の仕事に少しでも興味を持ってもらえたら」と話す。

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