ラーメン店「函館ラーメンえん楽」(函館市千代台町)が7月1日、新メニュー「函館塩ソーメン」(700円)の提供を始めた。
函館塩ソーメンを考案した「函館塩ラーメンえん楽」店主の吉川寿樹さん
冷水で引き締めた手延べそうめんを塩味の冷たいスープで食べる同店のオリジナルメニュー。香りの良い岩のりと卵焼き、刻んだチャーシューをトッピングした。仕上げにブラックペッパーを振り、清涼感を演出している。
夏に向けたメニューとして当初は冷たいスープのラーメンを試作したが、「中華麺よりもっとスープに合う麺があるはず」とさまざまな麺で試作を重ね、最終的にそうめんにたどり着いたという。「塩ラーメンを推しているラーメン店として、せっかくならそうめんも塩味で食べてみようと考えた」と店主の吉川寿樹さん。鶏ガラと野菜、さらに「和の素材」でだしを取り、塩ラーメンに使う「かえし」と合わせて「函館塩ソーメン」専用のスープを作った。「ラーメンとは違う味の奥行きを感じてもらえたら」と話す。
「函館塩ソーメン」の名前には、「いずれは提供する店が増え、函館の新たな名物に育っていけば」という思いを込めた。好評なら冬は「温かい塩ソーメン」を提供する考え。
営業時間は11時30分~14時30分、17時30分~22時。木曜定休。