車窓の景色を楽しみながらおでんと日本酒を味わう貸切列車の旅「ながまれ海峡号いさりびおでん列車」が11月19日、行われる。主催は北海道オプショナルツアーズ。

地元の食材を使ったおでんと日本酒が車内で楽しめる

　道南いさりび鉄道「ながまれ海峡号」に乗り、函館駅～木古内駅を往復する同ツアー。木古内産「はこだて和牛」を使った特製おでんと海鮮丼、同町産の米で醸した日本酒「みそぎの舞」（300ミリリットル瓶1本）などを往路（木古内行き）の車内で1人1セットずつ提供。途中の上磯駅では約16分間停車し、駅前商店街有志が立ち売りを行う。

　折り返しの木古内駅では約40分停車し、駅前の「道の駅みそぎの郷きこない」で買い物できる時間を設ける。復路（函館行き）の車内では、同道の駅内のレストラン「どうなんde's（どうなんデス）」のジェラートを提供。復路途中の茂辺地（もへじ）駅では、「いさりびジャズバンド」による演奏会を鑑賞できる。函館駅出発時刻は15時50分、同駅帰着時刻は20時2分。

　旅行代金は大人・子ども同額で1万2,000円だが、HOKKAIDO LOVE! 割（全国旅行支援）の適用となるため、実際の支払額は7,200円となる。さらに、1人当たり1,000円分の「ほっかいどう応援クーポン」が付く。北海道オプショナルツアーズのサイトで申し込みを受け付ける。

　道南いさりび鉄道経営企画部の春井満広さんは「おいしいおでんと車窓の景色を楽しみながら、『汽車』の旅を楽しんでほしい。今回初企画のバンド生演奏にも期待してもらえたら」と呼びかける。