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函館経済新聞、年間PV1位は函館市の宿泊料助成制度「はこだて割」

2022年で最も読まれたのは、「はこだて割」の実施を伝える記事だった

2022年で最も読まれたのは、「はこだて割」の実施を伝える記事だった

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 函館経済新聞の2022年年間PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、宿泊料金が最大半額になる函館市独自の旅行支援「はこだて割」について伝える記事だった。

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 ランキングは、函館経済新聞が1月1日から12月16日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。

1. 函館の宿泊が最大半額に 市独自の割引制度「はこだて割」、9月16日受付開始(8/20)

2.函館の新酒蔵「五稜乃蔵」 地元の米で醸した新酒「五稜」発売へ(1/17)

3. 余市町「うに専門店世壱屋」、函館に「魚まさ店」出店 函館限定メニューも(4/27)

4. 「函館港まつり」3年ぶりに開催へ パレード縮小、函館いか踊りは中止に(6/8)

5. 函館・江差自動車道「木古内IC」開通へ 函館ICからの所要時間が約30分に(2/18)

6. 満開の桜の中を歩く僧侶の写真がSNSで話題に 函館最古の寺院が投稿(5/4)

7. 函館最大級の食イベント「はこだてグルメサーカス」、3年ぶりに開催へ(6/17)

8. 雪の坂道を上る函館市電の写真が「映画のよう」と話題に 懐かしむ函館出身者も(2/9)

9. 元アイドルがプロデュース 「函館発ガールズグループ」初期メンバー募集(7/30)

10. 函館発・元アイドルが手がけるガールズグループ「チューハピ」活動開始(11/17)

 1位は、宿泊施設の宿泊料を函館市が最大半額助成する「はこだて割」の実施を伝える記事。全国の観光地と同様、函館もコロナ禍による観光客の減少に長く苦しんだが、秋以降ははこだて割や全国旅行支援の効果もあり、旅行者を多く見かけるようになった。外国人旅行者も増えつつある。

 2位は、函館に半世紀ぶりに誕生した酒蔵が第1弾の酒を販売する話題だった。今年収穫した酒米で仕込んだ酒も、冬に向けて順次販売される予定だ。

 3位は、余市町のうに専門店と函館の海鮮居酒屋のコラボレーションによる新店舗オープンを伝える記事。市民をはじめ、函館を訪ねる予定の旅行者からの関心も集めたようだ。

 4位と7位は、函館を代表する大きなイベント2つが3年ぶりに復活することを伝えた記事。我慢の時期が続いただけに、規模を縮小しながらも開催できたことを喜ぶ市民の声が多かった。

 5位は、自動車道の延伸を伝える記事。新しいICができた木古内町は、もともと函館市内から車で1時間圏内だったが、自動車道の延伸により運転が楽になり、所要時間も短縮された。道路建設中に遺跡が見つかったことで工事が遅れていたため、開通を待ち望んでいた人も多かった。

 6位と8位は、SNSで多くの注目を集めた写真を紹介した記事。函館には「写真映え」する場所や被写体が多くあり、市民のほか函館を訪れるたくさんの人が日々函館の景色をSNSに投稿している。今年は函館を舞台にしたテレビCMも複数制作されており、改めて函館の魅力が感じられる機会になった。 

 9位と10位は、ご当地アイドルとして活動したMoeka(もえか)さんがプロデュースする新たなガールズグループのメンバー募集を伝える記事と、活動開始を伝える記事が並んだ。「世界一幸せなガールズグループ」というコンセプトもユニークに受け取られ、函館に元気を与えてくれそうな存在として期待が集まる。

 「3年ぶりに開催」という言葉を多く耳にした今年。ウィズコロナも定着する中、多くの人が知恵を絞り、さまざまな活動を再始動させている。函館経済新聞は今後も、広域函館圏のさまざまな活動を応援していきたい。

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