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「公立はこだて未来大学」で市民公開講座 「IOT」や「ひらめき」テーマに

市民公開講座は開講されるはこだて未来大学校舎

市民公開講座は開講されるはこだて未来大学校舎

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 「2019年度市民公開講座」が10月5日、「公立はこだて未来大学」(函館市亀田中野町、TEL 0138-34-6448)で始まる。

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 講師は同大学情報アーキテクチャ学科教授の柳英克さん。柳さんはさまざまなメディアによる表現技術の歴史的変遷に着目し、情報伝達の構造を明らかにしようと現代アートやデザインなどの表現に応用可能な手法を研究している。

 10月5日に行う第1回講座「誰でもピカソン:鉛筆で簡単ドローイング!」では、一本の鉛筆を表現メディアとして、アートやデザインの表現に含まれる機能や形態・構造を情報という概念で捉え直し、表現メディアによって変容しない「表現の本質」について考察するという。

 10月19日は第2回講座「IoTことはじめ」を行う。講師は情報アーキテクチャ学科准教授の松原克弥さん。当日は、「IoTとは何か」「IoTの何がすごいのか」をテーマに、最新技術動向を交えながらIoTの基礎を解説。身近に始められるIoTの実例も紹介する。

 最終回は10月26日、複雑系知能学科准教授の寺井あすかさんが「ひらめきの認知科学」を行う。「ひらめきはなぜ起こるのか」「コンピューターでひらめきを再現することは可能なのか」など「ひらめき」のメカニズムについて解説する。

 開講時間は各回で異なる。参加無料。事前申し込み制。定員各回先着30人。第1回講座は鉛筆と鉛筆削り(カッターナイフ推奨)持参。

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