全国各地の名物などが集まる「第136回全国うまいもの大会」が5月31日、丸井今井函館店(函館市本町)7階催事場で始まった。
年3回のペースで開いている人気催事。前回は2月だったため、新型コロナの法律上の位置づけが5類に移行してからは初めての開催となる。販売スタッフと来場者の間に設置していた透明の仕切りを撤去し、試食・試飲も解禁した。
「牛たん贅沢(ぜいたく)弁当」(1,836円)の利久(宮城県)、「鯖(さば)棒寿司」(1,512円)のもくへい(富山県)など過去の開催で人気のあった店を集めたほか、「本わらび餅(もち)」(1,080円)のちゃちゃちゃ本舗(岩手県)、「すごい豆腐」(540円)の湧水の里豆腐工房(北海道)など8店が初出店する。京都府から初出店した「うお寿(す)」は、酒とみりんで柔らかく煮つけたタケノコに木の芽とユズで香り付けした酢飯を詰めた「竹の子姿ずし」(1,620円)を出品。「島の駅しまなみ1」(広島県)は、瀬戸内海に浮かぶ生口島でとれたかんきつ類をそのまま搾って冷凍した100%ジュース(486円)を販売する。6日までの前半と7日からの後半で一部出店者を入れ替え、前半・後半共に52店が会場にそろう。
丸井今井函館店営業統括部の山田睦さんは「各ブースで、より一層お客さまとの会話の時間を増やすため、前回からブースでの個別会計をやめ、集中レジ方式にした。気になる商品があれば、各ブースのスタッフにどんどん尋ねてほしい。試食・試飲もできるので、コロナ前の感覚を思い出して楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~19時(最終日は17時終了)。6月12日まで。