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函館で「子どもと一緒に出店できる」マルシェ 子育て中の女性社長が企画

子ども連れで出店できるマルシェを始めた相川さん。「線香は、日本人が昔から大切にし、楽しんできた文化。もっと気軽に、リビングの一角や寝室などで線香を焚(た)き、癒されたりほっこりした気持ちになったりして楽しんでほしい」と話す。

子ども連れで出店できるマルシェを始めた相川さん。「線香は、日本人が昔から大切にし、楽しんできた文化。もっと気軽に、リビングの一角や寝室などで線香を焚(た)き、癒されたりほっこりした気持ちになったりして楽しんでほしい」と話す。

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 子育て中の母親が子どもと一緒に出店できるイベント「3Q(サンキュー)マルシェ」が7月22日、中島れんばいふれあいセンター(函館市中島町)で開催される。

毎月第4土曜に開催する「3Qマルシェ」の出店者を募集している

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 主催は、函館を拠点に線香のネット販売などを行う「かわいいお線香屋さん 3Q」。同社の社長で、4歳の娘を育てる母親でもある相川紗苗さんが、産後6カ月で子どもをおんぶしながら仕事に復帰した時の自身の大変さを踏まえ、「お母さんが育児をしながら自分で仕事をするための第一歩を応援したい」と企画した。

 出店費は300円に抑え、子どもを預けなくても出店できるよう、販売時間は午後の2時間半に設定。子どもが会場内で遊んだり接客したりするのも自由とした。6月24日に初めて開催し、同社を含む親子4組が手作りのアクセサリーやキャンドル、線香などで出店したという。

 「私は以前と同じ仕事への復帰だったので、当時も『やってみよう』と思えたが、全く新たな仕事を始めるのは難しかったと思う。出産後、働きたくてもまず家から出るのが大変だというお母さんも多い。そのきっかけを手伝えたら」と相川さん。8月以降も毎月第4土曜に同じ会場で開催する予定で、ハンドメード品の販売やワークショップなどの出店を毎回最大10組程度、募集する。

 「今の出店者も子育て中のママさんばかりなので、お子さま連れでも安心して出店してもらえたら」と相川さん。「コロナ禍以降減ってしまった、ママ同士での会話を楽しむ機会にもなれば」と期待を込める。

 開催時間は13時45分~16時15分。

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