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函館アリーナで「道南ロックフェス」初開催へ 出演者などは年明け発表

実行委員会代表の佐藤さん(左)と広報担当の香田さん(右)

実行委員会代表の佐藤さん(左)と広報担当の香田さん(右)

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 函館アリーナ(函館市湯川町)で2020年4月11日、「道南ロックフェス THE BOOSTER」が初開催される。

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 同イベントは道南に住む人たちに音楽を楽しんでもらい、イベントの集客によって道南の経済の活性化を図ることなどを目的としている。イベント開催決定当初は七飯町で野外での開催を9月22日に予定していたが、同委員会内で開催規模の見直しがあり延期となった。

 同委員会代表の佐藤孝圭さんは「最初から野外で大規模のイベントを行うことよりも、まずは雨でも開催可能な屋内スペースで開催し、年々規模を拡大して大型の野外フェスに成長させていくことが目標」と意欲を見せる。

 出演アーティストはまだ決まっておらず、チケット金額や販売方法など含めて年明けに告知を予定。ロックフェスと銘打っているが、屋外のスペースにブースを設けたり、道南で活躍している人を集めた座談会を行ったりするなど、来場者を飽きさせないよう工夫を凝らす。函館というと「GLAY」の登場も期待されるが、佐藤さんは「今回はお声掛けせず、数回後に胸を張れるくらいの規模の野外フェスを開催できるようになったら、その時にお願いしに伺いたい」と話す。

 開催費用は主にチケット収入を充てる予定だが、企業などからの協賛も募っている。委員会は10人で運営しており、イベント当日のボランティアには30~40人が集まる。開催まで半年近くになり、準備に焦りを感じることもあるが、「それも含めて全てが楽しい」と佐藤さん。「開催場所である函館へは、道内からも、東北などからも来やすい。好きなアーティストを見るついでに道南観光もしてもらえると、このイベントを開いた意味がある。函館には、函館にしかないものがたくさんある。このイベントが函館の楽しみの一つになれればうれしい」と笑顔を見せる。

 出演者、チケット販売方法・金額、開催時間などは2020年1月ごろ告知予定。

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