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函館市電が「函館スイーツ電車」に 有名スイーツ店やカフェを巡る

市電を貸し切り、谷地頭コースと湯の川コースを催行

市電を貸し切り、谷地頭コースと湯の川コースを催行

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 函館市電を貸し切り、スイーツを楽しむ「函館スイーツ電車」が11月9日と10日に実施される。9日は谷地頭(やちがしら)コース、10日は湯の川コースを巡る。

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 昨年は定員50人のところ45人が参加する人気ぶりで、今年は10月26日から毎週土曜・日曜、計6回の開催となった。コースは2種類あり、「谷地頭」電停で折り返すコースでは函館八幡宮やカフェ「cafe 海と硝子」を巡り、「湯の川」電停で折り返すコースでは湯倉神社や「きくち」のソフトクリーム、「銀月」の団子を巡る。

 参加者にはほかに、函館市内にある7店の和洋菓子店が考案した洋菓子4種と和菓子1種を、市電を模したケースに入れて「スイーツBOX」を提供。車内中央に長テーブルが設置されているため、車内にいながらスイーツを味わうことができる。

 イベントを主催しているJTB北海道事業部函館オフィスの塩地和也さんは「函館のスイーツは魅力的。スイーツのコンテンツ力と市電の価値を合わせることで、函館ならではのプランを提供することができた。参加者には非常に好評で満足いただいている」と話す。ただ、参加者の7割が地元客であるため、今後は「るるぶトラベル」への掲載なども視野に入れ、観光客誘致にも力を入れる。

 企画協力として参画している函館スイーツ推進協議会の小林周平さんは「昨年、今年と、市役所やさまざまな企業や市内の和洋菓子店と一緒にこのイベントに取り組み、形にすることができてワクワクしている。函館スイーツは、函館の新たな魅力。スイーツを通して市電に乗るきっかけづくりにも寄与でき、うれしい」と話す。

 参加費は大人2,500円(4歳以上の子どもも同額、4歳未満の幼児は無料)。全コース10時~12時。

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