レモネード専門店「petiicitron(ペティットシトロン)」(函館市杉並町)が2月1日、オープンした。函館市内では初。
店主の榮健伸さんは現在18歳。通信制高校に通いながらインターネットビジネスをしていく中で、自身の実力を試したいと思い出店を決意。「利益よりもコミュニケーションを重視している。お客さんが笑顔でおいしいと言ってくれるとうれしい」と榮さん。
レモネードの味は全て自家製。レモネードにはフルーツの生シロップを追加することができる。アップルやストロベリーなどがある中で一番人気はユズ。
「大人でも喜んでもらえるように」と甘さを控えめにした結果、客層は当初想定していた中高生層ではなく、半分程度は大人だという。榮さんは「レモネードのシロップはレモン本来の甘みを生かし、飽きが来ないように全部飲み切ってほしいという思いで苦労して仕上げた。職場への差し入れにと大量に購入する方もいる」と話す。
今後は函館市内で店を増やしたいとしながらも、「目標は人が集まる美容施設を作りたい。人とのコミュニケーションが好きなので、そうした施設を通して函館をもっと盛り上げていきたい」と夢を語る。
営業時間は11時~20時。14日~16日は閉店し、シエスタハコダテ地下1階(本町)に期間限定で出店する。期間中は限定商品「トリプルベリーヨーグルトレモネード」(650円)を提供。