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函館・香雪園で「もみじフェスタ」 カエデ並木を幻想的にライトアップ

期間中毎日16時から照明を点灯し、約100メートルのカエデ並木を幻想的に照らし出す(過去の様子)

期間中毎日16時から照明を点灯し、約100メートルのカエデ並木を幻想的に照らし出す(過去の様子)

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 北海道唯一の国が指定する文化財庭園「香雪園(こうせつえん)」(函館市見晴町)の木々をライトアップする「はこだてMOMI-G(もみじ)フェスタ」が10月17日に始まる。15日に試験点灯が行われ、園内の散策路沿いに設置されたライトが緑のカエデ並木を鮮やかに照らした。

試験点灯を行った15日は、まだ大半の木々が緑の葉を付けたままだった

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 香雪園は、かつて函館有数の豪商として栄えた岩船家が別荘として造成した約13ヘクタールの日本式庭園。現在は函館市が都市公園として管理しており、2001(平成13)年に「旧岩船氏庭園(香雪園)」として国から「名勝」の指定を受けた。約100メートルにわたるカエデ並木や書院造の建物「園亭」、レンガ造りの温室などの見どころがあり、函館を代表する紅葉の名所としても親しまれている。

 紅葉シーズンに合わせた夜間のライトアップは2009年から毎年開催しており、今年も11月8日までの毎日16時~21時、カエデ並木を中心に点灯する。例年実施していた作品展や体験会、ミニライブは感染症拡大防止の観点から行わない。

 市公式観光情報サイト「はこぶら」の安立真由美編集長は「香雪園はしっとりとした雰囲気に紅葉の鮮やかな錦模様が映える人気スポットで、運が良ければかわいらしいエゾリスが走り回る姿が見られることも。暖かい服装で、ゆっくり散策しながら楽しんでいただければ」と来園を呼び掛ける。

 常時開園、入園無料。

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