北海道知内町が1月18日、「しりうち味な合戦冬の陣『カキVSニラまつり』」を集客イベントとして開催せず、注文を受けた品を自宅に送る宅配事業として行うと発表した。
「カキVSニラまつり」は特産品のカキとニラの直売を中心とした食イベント。カキとニラを使った創作料理も多く販売し、例年町内だけでなく近隣自治体からも多くの来場者が集まる。毎年2月に開催していたが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、従来方式での開催を断念することにした。代替事業として「しりうち旬のカキニラ特売会」と名付けた通信販売を行う。
殻付きとむき身のカキのほか、「知内ニラ 北の華」、知内産の水産加工品詰め合わせなどを販売する予定。詳細は今月31日に同町ホームページで公開する。販売は、知内町、函館市、北斗市、七飯町、木古内町、福島町、松前町の2市5町在住者対象。対象地域以外の道内在住者は「どこでもお祭り北海道」サイトから購入できる。受付期間は2月1日~19日。
上磯郡漁協ではこのほか、函館市内での産直販売会も企画しており、ポールスターショッピングセンター(函館市港町)屋外会場で1月30日・31日に開催する予定。販売品目は、知内産殻付きカキ(1箱20個入り=2,500円)、剥き身1パック(120グラム=350円)、北斗産殻付きカキ(1箱12個入り=1,600円)、ウニ一夜漬け、冷凍カキフライなど。開催時間は10時~14時(商品なくなり次第終了)。新型コロナウイルス感染状況により中止の場合あり。
※産直販売会は新型コロナ感染拡大のため中止になりました(1月23日発表)