滞在型ホテル「東急ステイ函館朝市 灯の湯(あかりのゆ)」が3月27日、プレオープンした。
全国の「東急ステイ」のうち、露天風呂付き温泉浴場を備える店舗としては2棟目となる同ホテル。函館朝市駐車場の一角に立地し、目の前は函館朝市、函館駅まで徒歩4分の好立地を誇る。
温泉浴場は最上階の18階にあり、西側の露天風呂は湯船の縁が見えない「インフィニティ構造」が特徴。運営会社の東急リゾーツ&ステイは「湯船につかりながら、函館ならではの風光明媚なロケーションや海へ抜けていく潮風が楽しめる」とPRする。
客室は全175室。東急ステイブランドの特徴である洗濯乾燥機はすべての客室に設置する。ミニキッチン付きの客室もあり、購入した食材で簡単な料理をする楽しみにも対応する。上層階のラグジュアリーツイン(7室)は、函館湾を眺望できる温泉付き半露天風呂を備える。朝食は提携する函館朝市内の飲食店13店から選ぶ方式で、館内にレストランなどの食事施設は設けていない。
函館山や赤レンガ倉庫群、函館湾などの景色が見渡せる17階のラウンジ「Lounge Kagayaki(ラウンジ カガヤキ)」では、アイスとリキュール、ジャムを使ったプレートデザートなどを提供する。営業時間は、11時~15時、19時~21時(19時以降は宿泊者限定)。
1階には、道内4店舗目となるアイスクリームショップ「北からの贈り物」が出店。注文を受けてから季節のフルーツなどの副原料と道産の乳原料100%のアイスクリームを合わせる「ブレンダーアイス」を販売する。
同ホテルは4月23日まで、七飯町・横津岳産ミネラルウオーターと「函館十字屋珈琲(コーヒー)」のドリップバッグを特典として付けたプレオープンプランを販売している。グランドオープンは4月26日を予定する。