北海道が現在、「世界遺産をめざす『北の縄文』魅力発見フォトコンテスト」の作品を募集している。
大船遺跡(函館市大船町)と垣ノ島遺跡(臼尻町)を含む道内6カ所の縄文遺跡を対象とした同コンテスト。「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録に向け、多くの人に北海道内の縄文遺跡の魅力を発見してもらおうと企画した。「わたしが見つけた『“北の縄文” 未来へつづく、一万年ストーリー。』」をテーマに、遺跡を訪ねて見つけた「自分なりのストーリーを感じる写真」を募集する。
「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産(遺跡)のうち、道内6遺跡のみが対象で、函館の2遺跡のほか、キウス周堤墓群(千歳市)、北黄金貝塚(伊達市)、入江貝塚(洞爺湖町)、高砂貝塚(同)で撮影した写真を受け付ける。対象遺跡の魅力が伝わる写真であればどんな写真でも応募できる。土器や土偶などの出土品、ほかの遺跡を撮影した写真は対象外となる。
応募作品は、インターネット上の応募フォームか紙の写真で送付する「一般部門」と、「#JomonHokkaido」と「#(遺跡名)」のハッシュタグを付けてインスタグラムに投稿する「インスタグラム部門」の2部門で受け付ける。
一般部門の大賞受賞者には副賞として商品券3万円分と5,000円相当の協賛賞品、インスタグラムの最優秀者(いいね!賞)には商品券5,000円分と5,000円相当の協賛賞品を進呈する。
募集締め切りは9月30日(消印有効)。