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函館で「真昆布PRイベント」 取ったばかりの昆布の大きさと感触を体感

真昆布に触り、大きさや感触などを確かめる子どもたち

真昆布に触り、大きさや感触などを確かめる子どもたち

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 夏の企画展「はこだて 海のみらい展」が開催中の「はこだてみらい館」(函館市若松町)で8月10日、海から採取した真昆布を展示し、来館者に触れてもらう催し「函館真昆布PRイベント」が開催された。

函館の真昆布について説明する「子ども海藻大使」

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 海に関連した子ども向け講座などを運営する「はこだて海の教室実行委員会」が、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として企画した同イベント。古くから朝廷や将軍家に献上され、現在も生産量日本一を誇る函館の真昆布についての理解を深めてもらおうと、函館市東部の海で漁師が取ったばかりの長さ約3メートルの昆布2本を同館に直送。1本は海水に浸けたまま、もう1本は天井からロープでつり下げ、どちらも来館者が触れるように展示した。

 同委員会の講座「子ども海藻アカデミー」を受講した小学生による「子ども海藻大使」のメンバー3人がアテンダント役として参加。函館近海で昆布が大きく育つ理由や、「函館真昆布」の統一ブランドについて来館者に説明した。

 2時間の展示の間に、家族連れを中心に112人が参加。手袋の上から昆布に触り、表面の感触や厚み、香りなどを確かめていた。参加した子どもたちからは「昆布が大きくて長いのに驚いた」「思っていた以上にネバネバしていた」「すごくヌメヌメしていておいしそう」「昆布ってこんな感触なんだと分かって、楽しかった」などの感想が聞かれた。

 実行委員会事務局の阪口あき子さんは「昆布などの海藻は地味に思われがちだが、海水の浄化や酸素の供給、魚の生活の場や産卵場所になるなど、地球環境の中で大切な役割を果たしている。今後もさまざまな講座やイベントを通して、海藻に興味を持つきっかけを子どもたちに提供していきたい」と意欲を見せる。

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