温泉施設で提示すると入浴料金割引などの特典が受けられる「道南近郊湯巡りパスポート」が10月15日、発売される。
デザイン会社のマジソンが2018(平成30)年から冬季に合わせて発行しており、今年で4回目。特典の対象となる温泉施設で提示すると、入浴料の割引やドリンクサービスなどの読者特典が受けられる。割引額は50円引きから半額まで、施設によって異なる。一部施設は1回限り、無料で入浴できる。渡島・檜山管内を中心に、洞爺湖・登別方面、ニセコ方面、札幌・定山渓・小樽方面などの温泉施設、計61施設で利用できる。このうち、「センチュリーマリーナ函館」(函館市大手町)と「ホテルWBF函館海神の湯」(若松町)は初めての掲載となる。有効期間は2022年5月31日(一部施設を除く)。今回は新たに、エリアごとに温泉の行き帰りに「訪ねてほしい」立ち寄りスポットの情報も盛り込んだ。
同社広報担当者は「コロナ禍の中、第4弾が発行できるのは協力してくださる温泉施設と愛用してくださるお客さまのおかげ。新規参加の施設もあるので、感染予防対策を講じた上で、周囲の人に配慮した湯巡りを楽しんでもらえたら」と話す。
A5判変形、94ページフルカラーで、価格は1,000円。函館市内と近郊の書店、セイコーマート、セブン-イレブン、ローソンの各店とYahoo!ショッピングで販売する。