「恵山つつじまつり」が5月18日から、恵山つつじ公園(函館市柏野町)で開催される。
函館中心市街地から車で1時間ほどのところにある同園は、標高618メートルの活火山である恵山の麓にある。園に自生するツツジは60万本といわれており、毎年5月中旬になるとエゾヤマツツジやサラサドウダンが見頃を迎える。
駐車場近くには、鮮やかな真紅の花をつけたエゾヤマツツジの大群がある。花と花の間は遊歩道として整備されており、左右でそれぞれに咲く花を見ながら散策することができる。
同園を管理している函館市恵山支所産業建設課課長の小林竜司さんによると、昨年「恵山つつじまつり」に訪れた人は約2万6000人。「お薦めの景色は、東屋からのエゾヤマツツジと津軽海峡のコントラストと、後ろを振り向くと見える恵山山麓のツツジ。函館市街地より気温が低いため、訪れる際は羽織るものがあった方が良い」と話す。
入園無料。6月2日まで。5月26日には恵山山麓特設会場でイベントを開催。交通規制もあるため注意が必要。