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函館・五稜郭公園で桜の開花を宣言 平年より7日早く

陽気に誘われて五稜郭公園の桜が花を開き始めた

陽気に誘われて五稜郭公園の桜が花を開き始めた

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 函館地方気象台が4月21日、函館市で桜の開花を観測した。

日当たりの良い枝は既に多くの花を咲かせている

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 同日午後、五稜郭公園(函館市五稜郭町)にあるソメイヨシノの標準木に「5~6輪以上の花が開いた状態」を職員が確認し、開花を宣言した。1953(昭和28)年から続く記録上、2015(平成27)年に並ぶ3番目の早咲きとなり、平年より7日早く、昨年より1日遅い。

 五稜郭公園全体ではまだ開花していない枝が大半だが、日当たりの良い場所では一部の枝が多くの花を咲かせ、訪れる人を楽しませている。週末も比較的穏やかな気候が予想されており、一気に開花が進みそうだ。

 函館市は、今年も五稜郭公園と函館公園への花見客の立ち入りは制限しないが、宴会や飲酒、食べ歩き、火気の使用は禁止とした。夜間の花見電飾も行わない。函館公園の中央広場には4月23日~5月8日、30軒の露店が出店し飲食物を販売する。露店の営業時間は10時~19時。公園を管理する市土木部は、露店で購入した飲食物は食べ歩きせず、立ち止まったり園内に座ったりして食べるよう呼びかけている。

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