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函館で「Rethink Creator Project」 地元の「定番」を新たな視点で発信

ワークショップ型セミナーイベント「Rethink Creator Project」が9月1日、金森ホール(函館市末広町)で開かれた。

ワークショップ型セミナーイベント「Rethink Creator Project」が9月1日、金森ホール(函館市末広町)で開かれた。

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 ワークショップ型セミナーイベント「Rethink Creator Project(リシンククリエイタープロジェクト)」が9月1日、金森ホール(函館市末広町)で開かれた。

函館の観光スポットの写真に合うキャッチコピーを考案する参加者

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 「地元を誰かに任せない」をテーマに、それぞれの地域、文化、暮らしならではの魅力を地元の人が発見・発信していくことで持続可能な地方活性化の一助となることを目指す同セミナー。全国のクリエーターの育成や仕事のマッチングを手がける「クリエイターズマッチ」(東京都渋谷区)が主催する。2018(平成30)年の開始から5年目を迎え、これまで40地域で80回以上開かれたが、函館では初の開催となった。

 会場にはさまざまな職種の10~60代の男女30人が参加。講師には、北海道厚真町在住のローカルデザイン・プロデューサー田中克幸さんと、デジタルハリウッド札幌ウェブディレクター/デザイナーの寺越真知子さんが登壇した。

 「Rethink=視点を変えて考える」をキーワードに地元の魅力の捉え方を学んだ後、6つのグループに分かれた参加者は「五稜郭タワー」「函館ロープウェイ」「金森赤レンガ倉庫」を題材にキャッチコピーを考案。6つのチームが考案したコピーを田中さんが講評し、その中から寺越さんが3作品ずつ選び、その場でコピーと写真と組み合わせながらポスターを仕上げた。

 セミナーを受講した函館市の女性は「幅広い業種の方たちとグループを組んだので、いろいろなアイデアを持ち寄ることができ有意義な時間を過ごせた。観光業界の方も多く参加していたので、函館ならではの案が出せたと思う」とグループワークについて振り返った。

 田中さんは「広告のプロからは出てこない、地元の人たちならではのコピーができたと思う。(有名観光地など)ベーシックゆえに熟練度が求められる題材を扱ったので、函館の参加者の皆さんのデザインの発想やアイデア出しのレベルの高さに驚いた」と話す。

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