はこだてグルメサーカス実行委員会は6月17日、函館最大級の食のイベント「はこだてグルメサーカス」を9月3日・4日に開催すると発表した。

例年、郷土芸能や観光PRなどのステージも人気を集める

　市制90周年記念事業として2012（平成24）年に始まった同イベント。市役所本庁舎から北東に延びる「はこだてグリーンプラザ」をメイン会場に、函館・道南と東北6県、空路でつながる東京・大阪・名古屋などから各地のグルメや特産品が集結する催しとして毎年人気を集めている。2020年と2021年はコロナ禍でそれぞれ中止となっており、今年は3年ぶりの開催となる。

　今年は、これまで道南地域のブースを集めていた函館朝市駐車場会場を設けず、はこだてグリーンプラザCブロック（市役所側）と隣接する太陽パーキングに縮小。出店地域は従来通りとするが、出店数は2019年（161店舗）の6割強、最大100店舗ほどになる見込み。各地の郷土芸能や観光PRなどのステージは例年通り行う。会場内での飲食も可能。今月中には出店者の募集を始める方針。開催時間は3日が10時～17時、4日は10時～16時。

　事務局を務める函館市観光部観光振興課の担当者は「今後の感染状況に合わせて変動する部分もあり、完全に元通りとはならないが、グルメサーカス復活1年目の開催としてご理解いただければ」と話す。