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新函館北斗駅前でグルメイベント初開催へ 道南と東北の食をテーマに34店

新函館北斗駅前の道に道南と東北のグルメを販売するブースが立ち並ぶ予定

新函館北斗駅前の道に道南と東北のグルメを販売するブースが立ち並ぶ予定

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 北斗市と道南、東北の「食」をテーマとしたイベント「グルメだよ! 全員集合in北斗」が6月25日・26日の2日間、新函館北斗駅前の駅前通りで開催される。

「グルメだよ! 全員集合in北斗」ポスター

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 北斗市と5つの団体や企業などで構成する実行委員会の主催。2030年の北海道新幹線札幌延伸を見据えた駅周辺のにぎわいづくりを目的に、昨年6月に初めて開催する予定だったが、コロナ禍のため中止となっていた。今年は感染状況がある程度落ち着いていることから、感染対策を整えて開催に踏み切る。

 当日は同駅南口から南西に伸びる道道新函館北斗停車場線の一部を歩行者専用道路(車両通行止め)とし、飲食ブース30店とキッチンカー4台が路上に登場する。市内からは、黒毛和牛100%のメンチカツなどを販売する「おぐに牧場」や市特産のホッキ貝を使う「ホッキしゅうまい」が名物の「華隆」など13店が出店。函館水産高校も出店し、実習で作ったサバ水煮・みそ煮缶詰を販売する。

 北斗市を除く道南からは14店が出店。ヤリイカの中にウニとアワビを詰め込んで焼き上げる「釜戸消し焼き」を販売する「石山漁業部」(松前町)、津軽海峡育ちのカキを蒸しカキで提供する「上磯郡漁協青年部」(知内町)など、各自治体の特色ある食産品がそろう。

 東北からは、クラフトビールとフランクフルトなどを販売する「いわて蔵ビール・関ミート」(岩手県一関市)、岩手県北上の食材を使った「北上コロッケ」を出品する「北上コロッケ暖簾(のれん)会」(同北上市)、牛タンをその場で焼き上げる「利久」(宮城県仙台市)の3店が出店する。4台出店するキッチンカーは、カレー、かまぼこ、ジャガイモ製品などを販売する。

 会場内には座席を設け、座って食べることができるようにする。駐車場は、新函館北斗駅隣接の立体駐車場と平面駐車場のほか、臨時駐車場を用意。台数が限られていることから、北斗市役所発着と市総合分庁舎発着のシャトルバスを運行する。

 市経済部観光課の担当者は「コロナ禍でなかなか開催できなかったが、ようやく開催にこぎ着けた。久しぶりのグルメイベントだと思うので、ぜひ足を運んでもらえたら」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~18時。

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