JR北海道は9月14日、交通系ICカード「Kitaca(キタカ)」の利用エリアを2024年春に岩見沢駅~旭川駅間(14駅)と函館~新函館北斗駅間(6駅)に拡大すると発表した。全国相互利用サービスの対象となっている他の交通系ICカードも利用できるようになる。
これまでは札幌を中心とした道央圏の55駅に利用エリアが限られていた。このため、東北・北海道新幹線で新函館北斗駅に着いた旅行者が函館駅までのアクセス列車「はこだてライナー」に乗るために慌てて券売機に並び、改札前で混雑する光景が度々生じていた。
利用エリア拡大後は、旅行者も「Suica」「PASMO」など手持ちの交通系ICカードで改札を通れるようになり、利便性向上が見込まれる。