三海幸(函館市日乃出町)の「まきまき昆布」のパッケージがリニューアルされ、8月に発売された。
「まきまき昆布」は北海道道東産の棹前昆布一等級を使用。昆布じょうゆやてん菜糖で味付けし、スティック状に巻いてから食べやすいサイズにカットした商品。柿の種やアーモンドが入ったもの、青大豆や黒大豆が入ったものの3種が発売されている。
同社の商品には根強いファンが多く、関東や関西からの注文も多い。一方で、最近の道内の土産店における売れ筋商品はシンプルで今どきのデザインのものが多い。そこで、同社はパッケージのリニューアルを検討。その際に、函館市が推進している「函館パッケージ展2019」に応募した。同社営業課長の山下文子さんは「どうせパッケージをリニューアルするのであれば地元のデザイナーを起用したいと思い、応募した」と話す。
応募した「まきまき昆布」は対象商品として選ばれ、応募されたデザインの中からポップで目立つデザインを選択した。主力商品として「おちちまめ」などを販売している同社だが、「『まきまき昆布』は自社工場で、手作業で作っている。これからは昆布商品に力を入れていきたい」と山下さん。
「まきまき昆布」は500円、「まきまき昆布・柿の種・アーモンド」「まきまき昆布・青大豆・黒大豆」はそれぞれ350円(以上、税別)。