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函館公園の遊園地「こどものくに」 今季オープンに向け準備進む

登録有形文化財の指定を受けた観覧車のそばでも準備作業が進む

登録有形文化財の指定を受けた観覧車のそばでも準備作業が進む

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 函館公園(函館市青柳町)内の遊園地「こどものくに」が3月21日、今季の営業を始める。オープンに向け、機械への注油やペンキの塗り直しなどの準備を急ピッチで進めている。

来園を呼びかけるマネジャーの加藤さん

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 日本最古の観覧車が2019年に国の登録有形文化財に指定されて以来、テレビの旅番組やバラエティー番組をはじめ、さまざまなメディアで紹介されることが増えた同園。新型コロナが拡大した2020年は入場者が激減し存続の危機に面したが、昨年はコロナ禍前と同じ約15万人が来園し、にぎわいを見せた。

 全ての遊具に身長制限がないことから、近年は市民だけでなく「旅行客からも遊園地デビューにちょうどいいと喜ばれることが増えた」という。「3歳以上の年齢制限を設けている3つの遊具を除き、残りは全て0歳から保護者と一緒に乗れる」とマネジャーの加藤大地さん。「この冬は機械の更新など、専門業者への依頼が必要な部分を重点的に整備した。昨年と変わらないように見えるが、見えない部分が新しくなっているので、より安心して楽しんでもらえたら」と来園を呼びかける。

 営業時間は、平日=11時~16時、土曜・日曜・祝日=10時~17時。4月5日までの春休み期間や春の大型連休期間、夏休み期間も10時~17時。雨天休園。

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