和服での街歩きとプロカメラマンによる撮影を組み合わせた「桜と着物を楽しむ体験会」が4月29日、シエスタハコダテ（函館市本町）4階の函館コミュニティープラザ「Gスクエア」（TEL 0138-35-4000）で行われる。

「桜と着物を楽しむ体験会」の参加者を募るチラシ

　桜の開花時期に合わせ初めて行う同イベント。参加者は同施設で着付師の橋本祐子さんに和服を着せてもらい、その後、五稜郭まで歩く。五稜郭ではプロカメラマンの水本健人さんが待機しており、桜の下で参加者を撮影。五稜郭までの移動は「大の五稜郭好き」だという同施設スタッフの相田日芽さんが引率し、五稜郭の見どころや歴史を紹介する。

　橋本さんの着付け教室に参加したのをきっかけに「着物が大好きになった」という同施設スタッフの大清水奈津路さんが初めて企画した。「着物は合わせ方が無限大で、とても楽しい。着物が好きな人は意外に多いと思うが、なかなか着る機会がないのも事実。今回は着物を全く着たことがなくても参加できるので、ぜひ気軽に参加してもらえたら」と呼びかける。今後、季節に合わせて浴衣を着るイベントや和服で紅葉を楽しむイベント、和装を取り入れたファッションショーやマルシェなど、さまざまな企画を構想しているという。

　10時30分、11時15分、12時、13時30分、14時15分の5回、各回定員2人。着付け開始から撮影終了まで約2時間の予定。18歳以上が対象で、参加費は着物レンタル込みで4,500円。着物一式を持参する場合は3,500円。同施設の電話で申し込みを受け付ける。

　※この企画は定員に達しました（4月6日追記）