事前に申し込めば誰でも五稜郭公園(函館市五稜郭町)の桜の下でジンギスカンが楽しめる飲み会「だて飲み 夜桜@五稜郭」が4月22日、開催される。
企画したのは、グラフィックデザイナーで、コンピューターゲームのイベントなどを主催する濱谷悠太(活動名=はまやん)さん。本町・五稜郭地区へ飲みに行く若者が減ってきたと感じたことから、「飲み会で地域を盛り上げよう」と、コロナ前から「だて飲み」と銘打ち、誰でも参加できる飲み会を企画していた。
今年、五稜郭公園での花見宴会が4年ぶりに解禁されるというニュースを知り、「記念すべきこの時を大いに祝い、花見ムードを盛り上げたい」と、初の屋外開催を決めた。当日は18時に五稜郭タワー前に集まり、園内でジンギスカンを楽しむ。飲み物は各自で持参するが、それ以外は手ぶらで参加できる。参加費は3,500円。18日までにネットで申し込む。最大50人程度の参加を想定する。
開催を告知したツイッターの投稿には、「だて飲み」としてかつてないほどの反響があり、6日時点で2万5000回以上閲覧された。「それだけ多くの人が花見の復活を待っていた証拠」と濱谷さん。現時点では、これまで参加してくれた人や知り合いなどの申し込みが多く、まだ定員に余裕がある状況だという。
「1人でも夜桜ジンギスカンが楽しめる、定番の企画になれば最高」と濱谷さん。「1人で参加しても大丈夫なのか、知らない人の中でも楽しめるかと心配な人もいると思うが、僕が主催する限りは絶対に『ぼっち』にしない、ならないと保証するので、安心して参加してほしい」と呼びかける。