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函館経済新聞の年間PV1位は「五島軒」工場敷地内直売店オープン記事

2023年最も読まれたのは、五島軒直売店のオープンを伝える記事だった

2023年最も読まれたのは、五島軒直売店のオープンを伝える記事だった

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 函館経済新聞の年間PV(ページビュー)ランキング1位は、老舗洋食店「五島軒」の工場敷地内(北斗市追分3)のオープンを伝える記事だった。

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 ランキングは、今年1月1日から12月14日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。トップテンのうち6本が飲食店のオープンなど食べ物にまつわる記事となり、飲食に関する話題への関心度の高さをうかがわせる結果となった。

1. 北斗「五島軒」工場敷地内に直売店 焼き菓子の端材などを割安販売(4/26)

2. 函館に和菓子店「あ月の花」 岡崎から移住した和菓子職人が開業(3/20)

3. コロナ禍での中止から3年半 道南・七飯町でロックフェス初開催へ(9/1)

4. 北海道森町の「いかめし」がおむすびに 全国のセブン-イレブンで販売(1/17)

5. ゴールデンカムイに描かれた五稜郭の「井戸跡」 雪かき風景がSNSで話題に(2/9)

6. 函館に「ハッコーバー」 地元キャンドル作家が「1次産業応援」テーマに開く(1/10)

7. 聖地・函館で「ゴールデンカムイ展」開幕 市内9カ所にフォトスポットも(7/22)

8. メガドン・キホーテ函館店にサザエ食品出店 しょうゆ味おにぎりの限定品も(5/19)

9. 500円ラーメンの「豚の花道」 函館市内の商業施設への常設出店決まる(3/9)

10. 函館空港で初のコスプレイベント 地元のイベント主催者との協働で実現(3/4)

 1位は、老舗洋食店「五島軒」の第一工場内に、焼き菓子の端材を活用したスイーツや訳あり品などを安く販売する直売店がオープンしたことを伝える記事。反響が大きく、用意していた2週間分の端材を開店2日目で使い果たしてしまい、一時休業する事態に。現在は営業する曜日と時間を限定して再オープンしている。

 2位は、函館市戸井地区に新たに開業した和菓子店の話題。職人が腕を振るう本格的な和菓子店が新規オープンすることは珍しく、開店当初から行列ができるほど話題を集めた。その日の菓子を毎朝SNSで告知しており、早い時間で完売する日も少なくない。そのほか、4位・6位・8位・9位に食関連の話題がランクインした。

 3位は、コロナ禍による初開催目前での中止から3年半ぶりの開催にこぎつけたロックフェスの話題。今回は約1000席の屋内ホールでの開催だったが、今後も野外フェスの開催を目指して活動を続けていくとしている。

 5位と7位には、函館が終盤の舞台となった「ゴールデンカムイ」にちなんだ話題がランクインした。7月から9月にかけて市内で開催された「連載完結記念ゴールデンカムイ展」には、期間中2万2000人が来場。今後も映画の公開やテレビアニメ最終章の放送が控えており、「ゴールデンカムイの聖地・函館」への関心は続きそうだ。

 これからも函館地域を楽しくしてくれるさまざまな分野の取り組みを追い、全国に向けて発信していきたい。

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