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江差町「五勝手屋本舗」が新商品 丸缶羊かんで手作りもなか「ご勝手に」

輪切りにした羊かんでもなかを作る

輪切りにした羊かんでもなかを作る

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 1870(明治3)年創業の老舗和菓子店「五勝手屋(ごかってや)本舗」(江差町)が1月25日、羊かんで手作りもなかを作れるセット商品「ご勝手に」を発売した。

丸缶羊かん1本ともなか皮10枚をセットにした「ご勝手に」

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 紙の筒に入った羊かんを下から押し出し、付属の糸で切って食べる「丸缶羊かん」で知られる同店。「ご勝手に」は、輪切りにした丸缶羊かんがちょうど収まる大きさのもなか皮10枚と丸缶羊かん1本をセットにした商品。12月下旬に同町の本店や函館蔦屋書店(函館市石川町)の催事で数量限定で先行販売した。

 先行販売を伝えるXの投稿は1900回以上拡散され、「ナイスアイデア!」「コレは是非とも作ってみたい」「来年北海道に行くことがあれば、買って帰りたい」「商品開発の方、天才」(以上、原文のまま)などの反響が寄せられた。

 「食べるときにどうしても手が汚れるとの声が寄せられていたのが『ご勝手に』誕生のきっかけ」と小笠原敏文社長。「自分が丸缶羊かんの一番のファンなので、手を汚さず食べられ、なおかつ自分がこんな食べ方をしてみたいと思える方法を考えた」という。「もなかにトッピングしたり、あえて皮を1枚だけ使ったり、いろいろなアレンジを『ご勝手に』試してもらえたら」と利用を呼びかける。

 価格は756円。本店と丸井今井函館店で販売しており、2月以降順次、市内土産物店などでも扱う。

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